婚活をしていると、

「疲れた」
「前に進まない」
「一人が楽かもしれない」

そんな感覚になる瞬間があります。

今回は、実際の女性会員さんとの対話の中で感じたことをもとに、婚活に迷いが出たときの視点についてお伝えします。

「一人が楽かもしれない」その言葉の奥にある本音

ある女性会員さんとの面談での話です。

出会いはある。
お見合いも組めている。
でも、なかなか前に進まない。

そんな状況の中で、彼女がこう話してくれました。

「最近は一人でいることに慣れているから、一人の方が楽なのかなと思うんです」

人に会いに行く。
お見合いをする。
交際を続ける。

婚活は、行動量以上に“感情のエネルギー”を使います。

期待もする。
不安にもなる。
気も遣う。

だからこそ、「楽な方」に心が引っ張られる瞬間があるのは自然なことです。

でも私は、彼女を見ていていつも思っていました。

外見も、内面も、とても魅力的な女性だと。

面談で私が意識している「幸せの原則」

対話の時間で、私がいつも意識していることがあります。

「幸せの原則」です。

失うものではなく、得られるものに目を向けること。

婚活をしていると、どうしても

  • 時間がなくなる
  • 自由が減る
  • 気を遣う
  • 傷つくかもしれない

こうした“失うもの”に意識が向きやすい。

でも視点を変えると、

  • 人生を分かち合える相手
  • 安心できる居場所
  • 未来を一緒に描ける人
  • 老後まで続くパートナーシップ

得られるものの方が、はるかに大きい。

ここに目を向けられるかどうかで、婚活の感じ方は大きく変わります。

どんな婚活支援が正解なのか?

世の中にはさまざまな婚活支援の形があります。

  • 厳しく指導する
  • ダメ出しをする
  • 改善点を細かく伝える

それが必要な場面も、もちろんあります。

でも私は、こう考えています。

正解かどうかは、
会員さんが前向きな状態で婚活を続けられているかどうか。

婚活は感情が大きく揺れる活動です。

  • しんどいこともある
  • つらいこともある
  • 落ち込むこともある

それは否定できません。

私はこうも思っています。

婚活している今の自分が、あまりにも苦しい状態のままだと、
その先にある結婚を前向きに捉えることも難しくなってしまう。

だからこそ、結果だけでなく、
その過程の心の状態もとても大切だと感じています。

でも――
だからこそ、対話の時間がある。

一人で抱えず、視点を整理し、また前を向ける状態に戻す。
それも仲人の重要な役割だと考えています。

否定でもダメ出しでもない関わり方

時には、

否定しなければいけないのでは?
ダメ出しも必要では?

そう考えることもあります。

もしそれがその人の幸せにつながるなら、喜んで伝えます。

でも私の感覚としては、

否定ではなく、視点を変える。
ダメ出しではなく、視野を広げる。

この関わり方の方がしっくりきます。

同じ出来事でも、見方が変われば意味が変わる。
婚活は、その連続です。

「面談がなければ、とっくにやめていました」

対話の最後に、その会員さんが言ってくれました。

「面談がなければ、とっくに婚活をやめていたと思います」

仲人をしていて、これ以上に嬉しい言葉はありません。

出会いを作る仕事。
でも同時に、

心を支える仕事でもある。

そう改めて感じた瞬間でした。

成婚に責任を持つということ

結婚相談所に入会される方が一番求めているのは、
「成婚」という結果です。

だからこそ私は、
成婚というゴールに対して責任を持ち、コミットすることを大前提にしています。

ただ同時に、こうも考えています。

成婚することがゴールではなく、
幸せな結婚生活につながる成婚であること。

無理に進める成婚ではなく、
納得して決断できる成婚。

「この人と出会えてよかった」
そう思える結婚。

そこまで伴走することが、仲人としての責任だと考えています。

婚活に迷ったときこそ、話をしに来てほしい

婚活が前に進まない。
一人が楽かもしれない。
やめた方がいいのか迷う。

そんな感覚になる瞬間は、誰にでもあります。

でも、感情が揺れているときほど、
一人で結論を出さないでほしいと思います。

整理し、言葉にし、視点を変えるだけで、
また前を向けることも多いからです。

婚活は一人で頑張る活動ではありません。

伴走者がいるからこそ、続けられる。

そして私は、
成婚という結果に責任を持ちながら、
その過程も支えていきたいと考えています。