婚活をしていると、こんなふうに感じることがあります。

「最初はいいなと思っていたのに、
相手が私を好きになってくれた途端、気持ちが離れてしまう」

「申し込まれて嬉しいはずなのに、なぜか心が動かない」

そんなとき、自分がおかしいのかな、贅沢なのかなと、
罪悪感を抱いてしまう方も少なくありません。

でもそれは、あなたの心が、
過去の経験や不安を静かに守ろうとしている証かもしれません。

「愛される価値がない」と思っている自分がいる

「こんな私を好きになるなんて、信じられない」
「本当の私を知ったら、きっと嫌われる」
そんなふうに感じてしまうのは、愛されることに慣れていないからかもしれません。

“選ばれる”ことが怖い

好かれる=決断が迫られる、と感じてしまい、
「この人で本当にいいのかな?」と不安になってしまうことがあります。

“好き”の定義がわからない

ときめきがない=好きじゃない?
そんなふうに思ってしまうこともあります。
でも、安心や信頼も“好き”の芽かもしれません。

過去の傷がよみがえる

好意を受け取ると、「また傷つくかも」と
昔の記憶がよみがえってしまうことがあります。

自分の主導権が奪われる感覚

相手から好意を示されると、
「自分が選ぶ側でいたい」という感覚が揺らぐこともあります。

では、どうするか——焦らなくていい

  • 愛されることに、少しずつ慣れていく
    好意をすぐに返さなくてもいい。「ありがとう」と受け取るだけで十分です。
  • “好き”の芽は、安心の中にあることも
    話しやすい、気を使わなくていい——それも恋の始まりかもしれません。
  • 冷めた私も、守ろうとしている私
    その感情の奥にある“怖さ”や“優しさ”に気づくことが、次の一歩になります。
  • 「まだ気づけていない私」として歩いていく
    好きになれない私ではなく、心が育つ途中の私として、自分を責めずに。

恋は、育てていけるもの

恋は、最初から完成されたものではなく、
少しずつ育っていくものかもしれません。

「好きになれない私」ではなく、
「まだ気づけていない私」として、
自分の心のペースを大切にしてみませんか。

そもそも、愛されることが幸せへの第一歩

誰かに「あなたでいい」と言われること。
それは、存在そのものを肯定される瞬間です。

愛されることは、幸せへの入り口。
そこから始まる物語が、きっとある。