成婚が近づくと、入籍日を決めたり、新居を探したり、指輪を選んだりと、 ふたりで「社会」と関わる場面が一気に増えてきます。

そんな中で、これまで見えていなかった相手の一面に、 ふと違和感を覚えることがあります。

自分にはとても優しい。
でも、不動産会社の担当者や、ジュエリーショップの店員さんへの対応が雑。
少しでも思い通りにならないと、語気が強くなる。
どこかクレーマー体質のように感じる——

「え、こんな人だったっけ?」
そう感じたとき、その違和感は無視していいものではありません。

「本性が出た」と決めつけなくていい

まずお伝えしたいのは、 この違和感を見たからといって、 すぐに「結婚をやめた方がいい」と結論づける必要はない、ということです。

ただし、見なかったことにして進んでいい話でもありません。

なぜなら、ここで見えているのは 「あなたへの態度」ではなく、 その人の“対社会への向き合い方”だからです。

なぜ、身近な人には優しく、他人には強く出るのか

このタイプの人には、次のような背景が隠れていることが少なくありません。

  • 不安や緊張を「強さ」で処理してしまう
  • 失敗したくない場面ほど、相手をコントロールしようとする
  • 「お金を払う側=立場が上」という思い込みがある
  • 本当は繊細で、要求をうまく言葉にできない

つまりこれは、性格の善し悪しというより、 ストレスがかかったときの振る舞い方の癖です。

問題は、その癖が、 結婚生活のどこで再現されるかという点にあります。

結婚後、その矛先はどこへ向かう?

今は、 不動産会社やショップ店員など、第三者に向いているその強さが、

  • 子どもの担任
  • 義実家
  • ママ友・パパ友
  • そして、あなた

に向く可能性は、ゼロではありません。

だからこそ、 成婚前の今、この違和感に気づけたこと自体は、とても健全なのです。

見るべきポイントは「態度」ではなく「反応」

重要なのは、 クレーマー気質があるかどうか、ではありません。

その行動を指摘されたとき、どう反応できるか。

おすすめなのは、責めるのではなく、 自分の感じた不安として伝えることです。

例)
「この前のやり取り、私は少し強く感じて心配になった」
「将来、私が同じ立場になったら怖いなと思って」

前向きな兆候

  • 自分の態度を振り返ろうとする
  • 「そう見えたんだね」と受け取れる
  • 改善しようとする姿勢がある

注意が必要な反応

  • 「相手が悪い」「客なんだから当然」と正当化する
  • あなたの感じ方を否定する
  • 話題を終わらせようとする

ここに、関係性の未来がはっきりと表れます。

blue bees が大切にしている視点

結婚相手として大切なのは、 「自分に優しい人」かどうかではありません。

立場の弱い人や、思い通りにならない相手に、どう振る舞う人か。

成婚間近に見える違和感は、 壊すためのサインではなく、 話し合うためのサインです。

違和感を飲み込んだまま進む結婚より、 立ち止まり、対話できる関係のほうが、 ずっと安心して続いていきます。

まとめ

  • 自分に優しい=結婚後も安心、とは限らない
  • 他人への態度には、ストレス時の“素”が出やすい
  • 問題は態度そのものより、向き合い方
  • 今、話せるかどうかが結婚後を左右する

成婚はゴールではありません。
関係性をどう育てていくかのスタートラインです。

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