婚活のご相談を受けていると、
「価値観の合う人がいません」
という声を本当によくいただきます。
もちろん、価値観は大切です。
でも、“価値観が完全に一致する相手” は本当に存在するのか?
岡山で結婚相談所を運営し、多くのカップルを見てきたからこそ、私は強く感じます。
それは、幸せな夫婦ほど「価値観の一致」よりも「違いを理解し合う力」を持っているということです。
価値観分析は必要。でも「一致」は目的ではない
婚活において、自分の価値観を知ることはとても大切です。
「何を大切にして生きているか」「どんな未来を望んでいるか」は、結婚相手を選ぶうえで欠かせません。
ただし、価値観とは“何が重要で、何が重要でないかの優先順位”のようなもの。
優先順位が完全に同じ人を探すことは、実はとても難しいのです。
幸せな夫婦が持っているのは「一致」ではなく「調整力」
私がこれまで見てきた幸せな夫婦は、決して価値観が100%一致しているわけではありません。
むしろ、
- 全部同じじゃなくていい
- 違いがあるから学びが生まれる
- 話し合いながら“二人のちょうどいい”を作っていける
このスタンスを自然に持っています。
一致よりも「調整できる力」のほうが、結婚生活の幸福度をグッと高めます。
「違いを認める力」が、結婚生活の質を決める
婚活中はつい、
「価値観が違う=合わない人」
と判断してしまいがちです。
でも実際の結婚生活では、 小さな違いを“否定する人”よりも、 “理解してくれる人”のほうが圧倒的に良い関係を築きます。
違いがあるからこそ、
- 新しい価値観に触れる
- 気づきや学びが生まれる
- 関係が豊かになる
結婚生活における大きなプラスになります。
「価値観が違う=合わない」ではない
もちろん、
・将来設計
・お金の価値観
・家族観
といった根本の軸が大きく違う相手とは、無理に合わせる必要はありません。
でも、相手との違いに対して、
- 話し合える
- 否定せずに聞ける
- お互いに調整できる
この力があれば、十分に良い関係を築くことができます。
まとめ:必要なのは “完全一致” ではなく “対話力”
婚活ではどうしても
「自分と同じ価値観の人」を探すことが目的になりがちです。
ですが、実際に結婚をして幸せな夫婦生活を送っている方たちは、
“二人で価値観を育てていく”
この意識を持っています。
価値観が完全に合わなくても、 違いを受け入れ、対話できる関係性のほうが、 長く続く結婚につながります。
岡山で婚活をしているあなたへ
価値観が合う人を探すことは大切ですが、 それ以上に、
「違いをどう理解し、どう関係を育てるか」
を意識してみてください。
あなたにとって、本当に幸せを感じられる結婚の形を これからも一緒に考えていければ嬉しいです。




